“春王”の読み方と例文
読み方割合
はるおう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唐代の衣冠いかん蹣跚まんさんくつを危うく踏んで、だらしなく腕に巻きつけた長い袖を、童子の肩にもたした酔態は、この家のさびしさに似ず、春王はるおうの四月にかなう楽天家である。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)