“春日絵”の読み方と例文
読み方割合
かすがえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひるすぎの明るい日は建物の大きい影を斜めに地に落として、その影のとどかない築山のすそには薄紅い幾株かのもみじが低く繁って、暮れゆく秋を春日絵かすがえのようにいろどっていた。
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)