明採あかりと)” の例文
歩いて来た廊下が判らなくなって一処ひとところ明採あかりとりのような窓から黄いろなが光っていた。それは長さが一尺四五寸、縦が七八寸ばかりの小さな光であった。
蟇の血 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)