明志みんし)” の例文
相法三巻、信ぜざるものは、目して陋書ろうしょとなすと雖も、ことごとしりぞからざるものあるに似たり。忠徹も家学を伝えて、当時に信ぜらる。其のあらわすところ、今古識鑑ここんしきかん八巻ありて、明志みんし採録す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)