“みんし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
明史25.0%
明志25.0%
明紙25.0%
眠獅25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このこと明史みんしには其の外国伝に、朝廷、帖木児チモルの道を別失八里ベシバリに仮りて兵を率いて東するを聞き、甘粛かんしゅく総兵官そうへいかん宋晟そうせいに勅して儆備けいびせしむ、とあるに過ぎず。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
明史みんし外国伝がいこくでん西南方のやゝつまびらかなるは、鄭和に随行したる鞏珍きょうちんの著わせる西洋番国志せいようばんこくしを採りたるにもとづくという。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
相法三巻、信ぜざるものは、目して陋書ろうしょとなすと雖も、ことごとしりぞからざるものあるに似たり。忠徹も家学を伝えて、当時に信ぜらる。其のあらわすところ、今古識鑑ここんしきかん八巻ありて、明志みんし採録す。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
油塗のこれらの紙が朝鮮の床に皮革のように光る様は誰も知るところであろう。もとより此処では温突紙の外、壮紙そうしあるいは明紙みんしを作る。質が甚だよい。
全羅紀行 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
最初列強は支那を目するに眠獅みんしを以てした。
三たび東方の平和を論ず (新字新仮名) / 大隈重信(著)