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昆陽
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こや
ふりがな文庫
“
昆陽
(
こや
)” の例文
湊川の宿につかせ給ひけるに、
中務
(
なかつかさ
)
ノ宮(
尊良
(
たかなが
)
親王)は、
昆陽
(
こや
)
の宿におはしますほど、間近く聞き奉らせ給ふも、いみじう哀れにかなし。〔増鏡〕
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
冬霞
(
ふゆがすみ
)
して
昆陽
(
こや
)
の池ありとのみ
六百五十句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
そして直義自身は、赤松円心の手勢とがっちりくんで、浜寄りのなぎさと、
昆陽
(
こや
)
方面とから西進してくる敵へむかって、その陣を扇なりに
展
(
ひら
)
いた。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
昆陽
(
こや
)
を出でさせ給ひて、
武庫川
(
むこがわ
)
、
神崎
(
かんざき
)
、
難波
(
なには
)
など過ぎさせ給ふとて、御心のうちに
思
(
おぼ
)
す筋あるべし。広田の宮のあたりにても、
御輿
(
おんこし
)
とどめて、拝み奉らせ給ふ。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
先帝は今日、津の国、
昆陽
(
こや
)
の宿に着かせ給ひて、夕月夜ほのかにをかしきを、ながめおはします。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“昆陽”の解説
昆陽(こや)は、兵庫県伊丹市の地名。現行の行政地名は町丁が昆陽一丁目から昆陽八丁目まであり、2007年までは昆陽1〜8丁目からやや離れた南方に大字昆陽が存在した。
本項では、旧大字昆陽の一部であった昆陽泉町(こやいずみちょう)、昆陽池(こやいけ)、昆陽北(こやきた)、昆陽東(こやひがし)、昆陽南(こやみなみ)についても解説する。
(出典:Wikipedia)
昆
常用漢字
中学
部首:⽇
8画
陽
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
“昆陽”で始まる語句
昆陽野
昆陽寺
昆陽池
昆陽漫録
昆陽寺夜話