トップ
>
早櫓
ふりがな文庫
“早櫓”の読み方と例文
読み方
割合
はやろ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はやろ
(逆引き)
静かな春の海を、一そうの漁船が
早櫓
(
はやろ
)
でこぎわたっていた。手ぬぐいで、はちまきをしたはだかの男が二人、力いっぱいのかっこうで
櫓
(
ろ
)
を押している。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
ギー、ギー、ギーと急いでいった
早櫓
(
はやろ
)
が、まもなく、ギー、ギー、ギーと急いでこいでもどってきたかと思うと
右門捕物帖:30 闇男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
早櫓
(
はやろ
)
でもって、矢を射るようにこの若山丸の船腹近く漕ぎつけて来た一隻の伝馬は、
篝火
(
かがり
)
もなし、提灯もなし、ほとんど船の人も気がつかないでいるうちに
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
早櫓(はやろ)の例文をもっと
(3作品)
見る
早
常用漢字
小1
部首:⽇
6画
櫓
漢検準1級
部首:⽊
19画
“早”で始まる語句
早
早速
早々
早業
早晩
早稲田
早熟
早合点
早鐘
早苗
“早櫓”のふりがなが多い著者
壺井栄
中里介山
佐々木味津三