旗手はたで)” の例文
ところが鳳輦ほうれんが八幡に着くと同時に、およそ七、八千騎の軍勢がどこからともなく来て、夜のうちに洛外をうずめ、それらが一せいに旗手はたでを解いて朝空にひるがえしたのを見れば、北畠顕能あきよし
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)