“旅用”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たびよう50.0%
りょよう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それかい?」義雄はわざと輕く受けて、机の上にある自分の旅用たびようの小鏡をつき出し
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
亭主は元は侍で、如何いかなる事か足のきずの痛みはげしく立つ事ならず、一日々々との長逗留ながどうりゅうつい旅用りょようをもつかいはたし、そういつ迄も宿屋の飯を食ってもいられぬ事なりとて