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新香
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しんこ
ふりがな文庫
“
新香
(
しんこ
)” の例文
お蔦の好きなかくやの
新香
(
しんこ
)
も刻んでおいたし、茶棚には銚子も二本並べてあって、首を
抓
(
つま
)
んで
燗銅壺
(
かんどうこ
)
に入れさえすれば、赤い座蒲団に坐ったきりで、そのまま、寝酒を
酌
(
く
)
むばかりに
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
不器用なお作が
拵
(
こしら
)
えてくれた三度三度のゴツゴツした煮つけや、薄い
汁物
(
つゆもの
)
は、小器用なお国の手で拵えられた東京風のお
菜
(
かず
)
と代って、膳の上にはうまい
新香
(
しんこ
)
を欠かしたことがなかった。
新世帯
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
“新香”の意味
《名詞》
新香(しんこ、しんこう)
新しい漬物。浅漬。一般的に漬物。
特に沢庵漬。
(出典:Wiktionary)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“新”で始まる語句
新
新造
新聞
新手
新橋
新羅
新宿
新道
新田
新嘉坡