“新郷”の読み方と例文
読み方割合
しんごう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
新郷しんごうで買った天狗てんぐ煙草が十銭、途中の車代が三十銭、清心丹が五銭、学校で取った弁当が四銭五厘、合計四十九銭五厘
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)
本荘ほんじょうに対する新荘も同じく追加開墾地である。その本荘が公田すなわち国の領地である時には荘と言わずにごうまたはという。新郷しんごう別保べっぽ新保しんぽなどは本郷ほんごう本保ほんぽに対する別符である。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
父親は近在の新郷しんごうというところの豪家に二三日前書画のふくを五六品預けて置いて来た。
田舎教師 (新字新仮名) / 田山花袋(著)