トップ
>
新助
>
しんすけ
ふりがな文庫
“
新助
(
しんすけ
)” の例文
この奧州屋の
新助
(
しんすけ
)
は一体お世辞の
善
(
よ
)
い人で、芸者や何かを喜ばせるのが
嗜
(
す
)
きな人だから、何か褒めようと思って
方々
(
ほう/″\
)
見廻したが、何も有りません。
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
桐箱とひとしくキチンとすわって、
鬱金
(
うこん
)
のきれで
鼈甲脚
(
べっこうあし
)
をふいていた
新助
(
しんすけ
)
は、のれんの
裾
(
すそ
)
から見える往来へ、色の小白いよい男にしては、ちょッと
険
(
けん
)
のある目を送って
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今夜その金を受け取って
新助
(
しんすけ
)
という若い者とともにさっきかえっていった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
そこへ主人の遠縁に当る、
新助
(
しんすけ
)
というのが割り込んで来ました。
銭形平次捕物控:023 血潮と糠
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
若「
丑刻過
(
ひけすぎ
)
は
不寝番
(
ねずのばん
)
の係で
新助
(
しんすけ
)
の係りではございませんから
私
(
わたくし
)
の係りになります」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
助
常用漢字
小3
部首:⼒
7画
“新助”で始まる語句
新助退
新助郷