文長ぶんちょう)” の例文
この人、面はで塗ったなつめの如く、目は朗らかにして巨きな星に似ていた。生れは義陽。魏延ぎえんあざな文長ぶんちょうという。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここに丞相府の治書侍御史ちしょじぎょし参軍事で陳群ちんぐんあざな文長ぶんちょうというものがあった。彼が曹操に向っていうには
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
姓は魏延ぎえんあざな文長ぶんちょう、突如味方のなかから激声をあげて
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)