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文炳
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ぶんぺい
ふりがな文庫
“
文炳
(
ぶんぺい
)” の例文
文炳は
狼狽
(
ろうばい
)
のあまり江の中へ飛び込んだ。とたんに小舟からもしぶきが揚った。
浪裏白跳
(
ろうりはくちょう
)
の張順が、歩く大魚みたいな影を水中に描いて、苦もなく
文炳
(
ぶんぺい
)
を引っ捕え、大船の方へ引きあげていた。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
すると突如、水を切って鳴った
鉄笛
(
てってき
)
の一声が、彼のきもを冷やした。どこからか
漕
(
こ
)
ぎ寄って来た三そうの小舟を見たからである。あッと、
文炳
(
ぶんぺい
)
は腰を抜かした。近づく
舳
(
みよし
)
に
戴宗
(
たいそう
)
を見たからだった。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
大路
(
たいろ
)
をへだてて、弟の
文炳
(
ぶんぺい
)
の邸宅とは、すぐの
斜向
(
はすか
)
いです」
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
炳
漢検1級
部首:⽕
9画
“文”で始まる語句
文
文字
文句
文言
文身
文箱
文明
文章
文書
文鎮