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故院
ふりがな文庫
“故院”の読み方と例文
読み方
割合
こいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こいん
(逆引き)
亡き
父皇
(
ちち
)
後宇多
(
ごうだ
)
の世頃、その
故院
(
こいん
)
に仕えていた
古公卿
(
ふるくげ
)
もあり、はや新朝廷の内で時めかしている者もあった。——なつかしい顔、憎い顔、いちいちは拾いもえない。
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
参内いたしましてね、
故院
(
こいん
)
のお話などもお聞かせしようなどとも思っているのでしたが、普通の気分でいられる時が少のうございましたから、お目にも長くかからないでおりました
源氏物語:19 薄雲
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
故院(こいん)の例文をもっと
(2作品)
見る
“故院”の意味
《名詞》
なくなった上皇や法皇。
(出典:Wiktionary)
故
常用漢字
小5
部首:⽁
9画
院
常用漢字
小3
部首:⾩
10画
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故事
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吉川英治