“古公卿”の読み方と例文
読み方割合
ふるくげ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亡き父皇ちち後宇多ごうだの世頃、その故院こいんに仕えていた古公卿ふるくげもあり、はや新朝廷の内で時めかしている者もあった。——なつかしい顔、憎い顔、いちいちは拾いもえない。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)