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撫附
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なでつけ
ふりがな文庫
“
撫附
(
なでつけ
)” の例文
持頭は
惣髮
(
そうはつ
)
の
撫附
(
なでつけ
)
にて
威風
(
ゐふう
)
近傍を拂つて
徐々
(
しづ/\
)
と進み行く續いて
常樂
(
じやうらく
)
院天忠和尚は紫きの
直綴
(
ぢきとぢ
)
を纏ひ
蜀紅錦
(
しよくこうにしき
)
の袈裟を掛けて手に水晶の念珠を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
代つて現れたのは白髮を切つて
撫附
(
なでつけ
)
にした
媼
(
おうな
)
である。「どうぞこちらへ」と云つて、わたくしを
揮
(
さしまね
)
いた。わたくしは媼と
帳場格子
(
ちやうばがうし
)
の
傍
(
そば
)
に對坐した。
寿阿弥の手紙
(旧字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
撫
漢検準1級
部首:⼿
15画
附
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“撫附”で始まる語句
撫附髪