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搦
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がら
ふりがな文庫
“
搦
(
がら
)” の例文
一人の武士が四筋の鎖で、がんじ
搦
(
がら
)
みに
搦
(
から
)
められていた。畳の上に転がっていた。それを五人の異形の男女が、真ん中にして
囲繞
(
とりま
)
いていた。
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
向う傾けに草へ倒して、ぐるぐる巻というよりは、がんじ
搦
(
がら
)
みに、ひしと荒縄の汚いのを、無残にも。
縷紅新草
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「莫迦め、そんなことは出来るものか、がんじ
搦
(
がら
)
みにされたんだからなあ。おめおめ生け捕りにされた身で、名前や素姓が明されるものか」
銅銭会事変
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
火柱の主は二条の捕り縄で、ガンジ
搦
(
がら
)
みにされたのである。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
搦
漢検1級
部首:⼿
13画
“搦”を含む語句
雁字搦
引搦
足搦
袖搦
搦手
搦手門
横搦
搦捕
這搦
追手搦手
足手搦
薦縄搦
縄搦
根搦
搦附
加諾搦斯
搦手曲輪
搦手図
搦手之口
搐搦
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