揷古さしふる)” の例文
あゝ是は揷古さしふるした櫛こうがい昔物むかしものゆえ気には入るまいけれど、嫁御よめごへ私が心ばかりの祝物いわいもの、常に此の櫛とこうがいをさしてしゅうとしゅうとめが側に居ると心得、油断なくいえを思い
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)