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提灯箱
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ちょうちんばこ
ふりがな文庫
“
提灯箱
(
ちょうちんばこ
)” の例文
祖母が手廻りの品を入れるために持っていたただ一つの
提灯箱
(
ちょうちんばこ
)
についていた紋所は、丸のなかに四角なものが四つあったように思うから、これは丸に四つ目の紋に違いない。
抱茗荷の説
(新字新仮名)
/
山本禾太郎
(著)
眼ッかちが、定紋の
提灯箱
(
ちょうちんばこ
)
を下ろして、踏みつぶした。蟇は、寝たまま脚をばたばたさせて
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
びっくりして
跳
(
は
)
ね起きて見ましたら外ではほんとうにひどく風が吹いてうしろの林はまるで
咆
(
ほ
)
えるよう、あけがた近くの青ぐろいうすあかりが障子や
棚
(
たな
)
の上の
提灯箱
(
ちょうちんばこ
)
や家中いっぱいでした。
風野又三郎
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
提
常用漢字
小5
部首:⼿
12画
灯
常用漢字
小4
部首:⽕
6画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
“提灯”で始まる語句
提灯
提灯屋
提灯持
提灯祭
提灯印
提灯玉
提灯篝
提灯骨
提灯行列
提灯釣鐘