捲騰けんとう)” の例文
波は岩を、岩は波を噛んで、ここに囂々ごうごう淙々そうそうの音をしつつ、再び変圧し、転廻し、捲騰けんとうし、擾乱じょうらんする豪快無比の壮観を現出する。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)