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振釈
ふりがな文庫
“振釈”の読み方と例文
読み方
割合
ふりほど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふりほど
(逆引き)
うとうと
床
(
とこ
)
のなかに坐っている房吉には声もかけず、いきなり鏡台の前に立って、隠居の手から取離されたまま、そこに置かれた剃刀を見つけると、いきなり
振釈
(
ふりほど
)
いた髪を
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
貫一は苦しさに
堪
(
た
)
へで
振釈
(
ふりほど
)
かんと
捥
(
もが
)
けども、
嘉納流
(
かのうりゆう
)
の覚ある蒲田が力に敵しかねて、なかなかその為すに
信
(
まか
)
せたる幾分の安きを頼むのみなりけり。遊佐は驚き、風早も心ならず
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
手を取りて引けば、
振釈
(
ふりほど
)
き
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
振釈(ふりほど)の例文をもっと
(2作品)
見る
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
釈
常用漢字
中学
部首:⾤
11画
“振”で始まる語句
振
振舞
振返
振袖
振向
振顧
振分
振廻
振子
振翳
“振釈”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
徳田秋声