“振蕩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんたう50.0%
しんとう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
振蕩しんたうするやうな時があつたり、萎縮して了ふやうな時が来たりして、もはや火もなくなつた、もはや全く灰燼かいじんになつた、さう思つてゐた心の場所から、忽ち山風にあほり立てられるやうに
作者の言葉 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
深酷な騒ぎがそこら一帯の空気を振蕩しんとうして起った。
水害雑録 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)