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挙措
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ものごし
ふりがな文庫
“
挙措
(
ものごし
)” の例文
旧字:
擧措
キラキラした髪……
挙措
(
ものごし
)
、
恰好
(
かっこう
)
……ちらと横から見た、
睫毛
(
まつげ
)
の長い
眸
(
め
)
……優しい
頤
(
おとがい
)
……決して決して、私の幻覚や見誤りなぞでは、ないのです。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
きび/\した溌剌たる
挙措
(
ものごし
)
の底に、
蕩
(
とろ
)
かすような強い力を
燦
(
きら
)
めかして男の魂をとらえるらしかった。
地上:地に潜むもの
(新字新仮名)
/
島田清次郎
(著)
そのアイネス嬢の心を知ってか知らずにか、夫人は相変らず優雅な
挙措
(
ものごし
)
を作りながら、時々にこやかに話しかけてくる。
グリュックスブルグ王室異聞
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
老爺と婦人とこの二人の
挙措
(
ものごし
)
が、どことなくこの少年に対して
慇懃
(
いんぎん
)
を極めているところから推して、この幼い少年が恐らく二人にとっては主人筋にでも当っていたのであろうか。
逗子物語
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
身装
(
みなり
)
でも
挙措
(
ものごし
)
恰好でもいよいよ兄は田舎者まる出しになっています。
仁王門
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
“挙措”の意味
《名詞》
挙げることと置くこと。
職務の任免。
立ち居振舞い。挙動。
(出典:Wiktionary)
挙
常用漢字
小4
部首:⼿
10画
措
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“挙措”で始まる語句
挙措振舞