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指顧
ふりがな文庫
“指顧”の読み方と例文
読み方
割合
しこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しこ
(逆引き)
方略の第二段に襲撃を加へることにしてある大阪富豪の家々は、
北船場
(
きたせんば
)
に
簇
(
むら
)
がつてゐるので、もう
悉
(
ことごと
)
く
指顧
(
しこ
)
の
間
(
あひだ
)
にある。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
家全体は、
指顧
(
しこ
)
の遠さで見た時にさうであつた如く、目の前に置かれて見ても、茂るにまかせた樹々の枝のなかに埋められて、茂るにまかせた草の上に置かれてあつた。
田園の憂欝:或は病める薔薇
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
その頂上へ登るとストックホルムとその近郊は
指顧
(
しこ
)
のうちだ。
踊る地平線:05 白夜幻想曲
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
指顧(しこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
“指顧”の意味
《名詞》
指顧(しこ)
指を指し顧みること。指図すること。
近い距離。
(出典:Wiktionary)
指
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
顧
常用漢字
中学
部首:⾴
21画
“指”で始まる語句
指
指環
指図
指揮
指輪
指頭
指貫
指示
指金
指物師
“指顧”のふりがなが多い著者
谷譲次
佐藤春夫
森鴎外