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持味
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もちあじ
ふりがな文庫
“
持味
(
もちあじ
)” の例文
そのころは一切
鉋
(
かんな
)
を用いず、チョウナを使って削ったのだという、荒削りのあとに、古い時代のおのずからなる
持味
(
もちあじ
)
がうかがわれただけだ。
不尽の高根
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
いったい、これらの人々には、勤王と言い、佐幕というようなイデオロギーよりは、芸術という魅力によって生き、これによって死んで悔いないというのが
持味
(
もちあじ
)
なのです。
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
その
都度都度
(
つどつど
)
の呼吸はかなり切迫しているらしく、浮袋にしがみついた瞬間は、全く命からがらと見なければならないのですが、それがどうも、滑稽としか見えないのは、この人物の
持味
(
もちあじ
)
の
大菩薩峠:28 Oceanの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
持
常用漢字
小3
部首:⼿
9画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
“持”で始まる語句
持
持出
持前
持余
持主
持上
持合
持来
持囃
持病