“折櫃”の読み方と例文
読み方割合
おりびつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かご詰めの料理の付けられた枝が四十、折櫃おりびつに入れられた物が四十、それらを中納言をはじめとして御親戚しんせきの若い役人たちが取り次いで御前へ持って出た。
源氏物語:34 若菜(上) (新字新仮名) / 紫式部(著)
最後には食物がはいっているらしいおけ折櫃おりびつや、いろいろ珍しいものを持った男が並ぶ。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)