打抜うちぬ)” の例文
旧字:打拔
一箇月ばかり前のばんに私がお客さんと舟で難波橋なにわばしの下で涼んで居たら、橋の上からお皿を投げて、丁度ちょうど私の三味線にあたって裏表うらおもての皮を打抜うちぬきましたが、本当に危ない事で
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)