“手縁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てべり50.0%
レール50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼女は圧えていた足を離して、稚市を自由にすると、この不思議な変形児は、両股の間に落された灯に怯え、両手で手縁てべりの端をつかんで、しだいと上方に這い上がっていく。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
手縁てべりりをつけた階段があり、その上方が蚕室になっていた。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
それから端艇ボートは、上甲板の手縁レールとおなじ線におろしておいてください。いや、すぐ降ろせるように。それから、水樽とビスケットを……
潜航艇「鷹の城」 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)