トップ
>
手堪
>
てごた
ふりがな文庫
“
手堪
(
てごた
)” の例文
さてこそ曲者と、彼は馬上から矢をつがえて切って放すと、確かに
手堪
(
てごた
)
えはありながら、相手は平気で迫って来るので、更に二の矢を射かけた。
中国怪奇小説集:05 酉陽雑爼(唐)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
叱つても
諭
(
さと
)
しても
手堪
(
てごた
)
へがないので、松村も考へた。よもやとは思ふものゝ世間にためしが無いでもない。小幡の屋敷には若い侍がゐる。近所
隣
(
となり
)
の屋敷にも次三男の道樂者がいくらも遊んでゐる。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
骨のないくらげの豆腐を料理しても何の
手堪
(
てごた
)
えもあるまい。
番町皿屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
堪
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“手”で始まる語句
手
手拭
手前
手巾
手繰
手許
手向
手綱
手際
手燭