“扁桃腺炎”の読み方と例文
読み方割合
へんとうせんえん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ために平素往々うれうる所の、扁桃腺炎へんとうせんえんを誘起し、体温上昇し咽喉いんこうふさがりて、湯水ゆみずも通ずること能わず、病褥びょうじょく呻吟しんぎんすること旬余日、僅かに手療治てりょうじ位にて幸に平癒へいゆせんとしつつありしが
これは扁桃腺炎へんとうせんえんで九度台を突破した。三人丈けで済んだのは不幸中の幸だったが、お母さん一人では手が廻らず、一時は看護婦にも来て貰って一寸ちょっと騒ぎを入れた。僕は毎日お薬取りを承わった。
親鳥子鳥 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)