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戸迷
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とまどい
ふりがな文庫
“
戸迷
(
とまどい
)” の例文
いるとすればどこからか
戸迷
(
とまどい
)
をして
紛
(
まぎ
)
れ込んで来たに相違ない。三越陳列場の断片を切り抜いて
落柿舎
(
らくししゃ
)
の
物干竿
(
ものほしざお
)
へかけたようなものだ。対照の極とはこれであろう。
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
公等
(
こうら
)
の他をあつかう事、坊ばの茶碗と箸をあつかうがごとくんば、
公等
(
こうら
)
の口へ飛び込む米粒は極めて
僅少
(
きんしょう
)
のものである。必然の勢をもって飛び込むにあらず、
戸迷
(
とまどい
)
をして飛び込むのである。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
迷
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
“戸”で始まる語句
戸外
戸
戸棚
戸口
戸惑
戸障子
戸締
戸袋
戸納
戸前