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戯論
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けろん
ふりがな文庫
“
戯論
(
けろん
)” の例文
教
(
きょう
)
は機に臨んでの
戯論
(
けろん
)
に過ぎぬ、その教以外に正伝した妙心こそ「理性の真実」であって三乗十二分教の所談と同日に論ずべきものでない
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
もしそう云う考えの加わった施行なら人間の真情がみだされた施行で、施す人も施される人も共に
穢
(
けが
)
すというものです。真率であるべき人生の行為を、
戯論
(
けろん
)
で
手遊
(
おもちゃ
)
にするというものです。
阿難と呪術師の娘
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“戯論”の解説
仏教における戯論(けろん)、パパンチャ(papañca)とは、言語や概念を通じて世界を概念化することを指し、これは苦を生じさせる原因となりうる 。「妄想」「障礙」「妄心・迷想・迷妄」「概念増殖 conceptual proliferation」「心の拡張機能」などと訳される。
戯論は病の元であり、楽しむべきではないと仏典では説かれる。
(出典:Wikipedia)
戯
常用漢字
中学
部首:⼽
15画
論
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
“戯”で始まる語句
戯
戯談
戯言
戯作
戯作者
戯曲
戯弄
戯謔
戯場
戯奴