慌騷あわてさわ)” の例文
新字:慌騒
かけたりける折節をりふし山風はげしくしてほのほは所々へ燃移もえうつれば三十一人の小賊共スハ大變たいへんなりと慌騷あわてさわぐもどく酒に五體のきかざればあはれむべし一人ひとりも殘らず燒燗やけたゞれ死亡しばうに及ぶを強惡がうあくの三人は是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)