慄悚ぞっ)” の例文
慄悚ぞっとした、玉露を飲んで、中気ぐすりめさせられた。そのいやな心持。えいめたといううちにも、エイと掛声で、上框あがりがまちに腰を落して、直してあった下駄を突っかける時
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)