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愛妃
ふりがな文庫
“愛妃”の読み方と例文
読み方
割合
あいひ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいひ
(逆引き)
異国の帝王には、この世の宝玉や
愛妃
(
あいひ
)
への
執念
(
しゅうねん
)
を
墳墓
(
ふんぼ
)
にまで
随
(
したが
)
えていったような人もあるが、じぶんは今、臨命にさいして、妻子への未練も、王位や珍宝にたいする妄念も、何ら持ってはいない。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
忘れかねるという想いを率直に忠顕へ洩らしただけのことである。もしこの勾当の内侍がみかどにとって
寵幸
(
ちょうこう
)
もただならぬ
愛妃
(
あいひ
)
であったとしたら、それをねだッた自分はいとも罪深い者になろう。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
愛妃(あいひ)の例文をもっと
(2作品)
見る
愛
常用漢字
小4
部首:⼼
13画
妃
常用漢字
中学
部首:⼥
6画
“愛”で始まる語句
愛
愛嬌
愛想
愛撫
愛宕
愛惜
愛宕山
愛相
愛憎
愛娘