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意恨
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うらみ
ふりがな文庫
“
意恨
(
うらみ
)” の例文
その事なれば及ばずながら、某一肢の力を添へん。われ彼の
金眸
(
きんぼう
)
に
意恨
(
うらみ
)
はなけれど、
彼奴
(
きゃつ
)
猛威を
逞
(
たくまし
)
うして、余の
獣類
(
けもの
)
を
濫
(
みだ
)
りに
虐
(
しいた
)
げ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
他は犬われは狐、とても
適
(
かな
)
はぬ処なれば、
復讐
(
あだがえし
)
も思ひ
止
(
とど
)
まりて、
意恨
(
うらみ
)
を
呑
(
のん
)
で過ごせしが。大王、
僕
(
やつがれ
)
不憫
(
ふびん
)
と
思召
(
おぼしめ
)
さば、わがために
仇
(
あだ
)
を返してたべ。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
されば暫く心を静め給ひて、わがいふ事を聞き給へ。そもその獲物と申すは、この山の
麓
(
ふもと
)
の里なる、
荘官
(
しょうや
)
が家の飼犬にて、僕
他
(
かれ
)
には浅からぬ
意恨
(
うらみ
)
あり。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
意
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
恨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
“意恨”で始まる語句
意恨等