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愈
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なお
ふりがな文庫
“
愈
(
なお
)” の例文
生前黒死病人この尊者の名を呼べば必ず
愈
(
なお
)
ると上帝の免許あったというので、仏・伊・独・白・西・諸国にこれを奉ずる事盛んにその派の坊主多くあり
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
お隅は顔を
外向
(
そむ
)
けて、
嗚咽
(
すすりあげ
)
ました。一旦
愈
(
なお
)
りかかった胸の傷口が復た破れて、烈しく出血するとはこの思いです。残酷な一生の
記憶
(
おもいで
)
は蛇のように
蘇生
(
いきかえ
)
りました。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
これで妹が
愈
(
なお
)
るとする、退院する、三越あたりで買物して、歌舞伎座の一日も見物すれば、いずれお新は帰って行く人である。太陽は今朝出たと同じように、明日の朝も出るだけの話だ。
船
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
その
破目
(
われめ
)
を舐めたとあるから、定めて舐めて
愈
(
なお
)
したのだろ、これらでこの竜王寺の
譚
(
はなし
)
は、全く後世三井寺の鐘の盛名を羨んで捏造された物と判りもすれば、手箱から鐘が出て水に沈むとか
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
愈
漢検準1級
部首:⼼
13画
“愈”を含む語句
愈々
愈〻
腹愈
韓愈
愈太刀
愈益
愈氏
愈末期
愈更
愈曲園
愈愚
愈愈
愈御酒
偖愈
愈以
愈〻道
愈〻甚
愈〻新
愈々益々
半愈
...