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情人
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いゝひと
ふりがな文庫
“
情人
(
いゝひと
)” の例文
「いゝかい、北君はあらゆる男の
情人
(
いゝひと
)
になるんだよ。己も一度は万人の情人になりたかつたけれど、結局、お前一人の情人になつてしまつたよ。」
二人の男
(新字旧仮名)
/
島田清次郎
(著)
客「
情人
(
いゝひと
)
が逢いにきたとよ、早くいって顔を見せてやるが
好
(
よ
)
いわ、のう花魁、ハヽヽヽヽ」
根岸お行の松 因果塚の由来
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
まあ、この人は、さうするとあたしの
情人
(
いゝひと
)
が貴方で、貴方のいゝ人が北さんと云ふ寸法なんですの。たいへんね、北さんこそいゝ御迷惑だし、——ほんとにこれぢやわたし北さんに誰れかを
二人の男
(新字旧仮名)
/
島田清次郎
(著)
花魁は千蔭先生の手を取ってすーッと茶屋へ連れて
往
(
い
)
きましたので、吉田さんは赤面いたしましたが、昔の人は
粋
(
いき
)
だから腹は立ちませんが、何しろ仕様がない、千蔭さんは
情人
(
いゝひと
)
に取られたから
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
千「もし
私
(
わし
)
を
情人
(
いゝひと
)
に取ったら紫縮緬の羽織を仕着せしよう」
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“情人”の意味
《名詞》
情人 (じょうじん, じょうにん)
意中の人、恋人。
情夫。情婦。
(出典:Wiktionary)
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“情”で始まる語句
情
情夫
情婦
情誼
情緒
情事
情合
情景
情死
情無