トップ
>
悪業
>
あくぎょう
ふりがな文庫
“
悪業
(
あくぎょう
)” の例文
旧字:
惡業
去年の秋から一人の剣術
遣
(
つか
)
いが来て、頭を毒殺して其の子分を手下に従え、以前に
優
(
まさ
)
る
悪業
(
あくぎょう
)
、今じゃア其の侍が頭でござりやす、悪事に悪事を重ねた
私
(
わっち
)
ども
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
……今日まで
盲滅法
(
めくらめっぽう
)
に生きてきたが、過去も怖ろしい、現在の
悪業
(
あくぎょう
)
もおそろしい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
金のある人は何も出来ない。富人が金を得れば、
悪業
(
あくぎょう
)
が増長する。貧人が金を得れば堕落の
梯
(
はしご
)
を
降
(
くだ
)
って
行
(
ゆ
)
く。金が集まって資本になると、個人を
禍
(
わざわい
)
するものが一変して人類を禍するものになる。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
こうした
悪業
(
あくぎょう
)
がそれからそれへと続くので、祐道ももう決心した。
半七捕物帳:69 白蝶怪
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“悪業”で始まる語句
悪業帳
悪業邪慳