“あくぎょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
悪行61.5%
悪業30.8%
悪形7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを機会に悪行あくぎょうをやめ、門を閉じて読書に努めたお蔭で、まず今日こんにちの身の上になりましたが、数えてみるとそれはもう二十七年の昔になります。
……今日まで盲滅法めくらめっぽうに生きてきたが、過去も怖ろしい、現在の悪業あくぎょうもおそろしい。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「やかましいっ」と最後には大喝を発して、顔にも、肩にも、腕にも、怒りの筋肉をもりあげ、全身をもって悪形あくぎょうの威厳を示した。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)