“息引取”の読み方と例文
読み方割合
いきひきと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何卒なにとぞこれまでの思出には、たとひ命ある内こそ如何いかやうの御恨おんうらみは受け候とも、今はのきはには御前様おんまへさま御膝おんひざの上にて心安く息引取いきひきとくと存候へども、それはかなはぬ罪深き身に候上は
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)