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怨府
ふりがな文庫
“怨府”の読み方と例文
読み方
割合
えんぷ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんぷ
(逆引き)
彼が将来の外患を予測して、沈酔の社会を
鞭撻
(
べんたつ
)
せんとす、その
怨府
(
えんぷ
)
となるまた
宜
(
う
)
べならずや。
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
神尾主膳は、あれだけでは飽き足らないで、あらゆる流言を放ってこの機会に、駒井能登守というものを士民の間の
憎悪
(
ぞうお
)
と
怨府
(
えんぷ
)
とにしてしまおうという策略のように見えました。
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
衆庶の
怨府
(
えんぷ
)
となった水野越前守
忠邦
(
ただくに
)
はこの年の二月に老中の職を免ぜられたのである。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
怨府(えんぷ)の例文をもっと
(3作品)
見る
怨
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
府
常用漢字
小4
部首:⼴
8画
“怨”で始まる語句
怨
怨恨
怨霊
怨嗟
怨敵
怨念
怨言
怨靈
怨魂
怨鬼
“怨府”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
中里介山
永井荷風