“怠業”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たいぎょう83.3%
サボタージュ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煽動せんどうし、怠業たいぎょうの仲間にひき入れ、故意に予定を支障させて、表には出し得ない卑屈な反抗を、当事者の狼狽と、秀吉軍の敗北という結果に見て
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それに市電従業員怠業たいぎょうのことが出ていたので、ストライキの話になったのだった。
嫁取婿取 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
特に、この数日、怠業サボタージュの失敗のために、土壇場に近い苦境に立っている筈だ。それをよく知っているマンには、今夜の唐突な金五郎のはしゃぎようが、恐しいのであった。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
八月十七日、争議本部で開かれた小頭組合総会で、遂に、怠業サボタージュを行うことが決議された。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)