思恩しおん)” の例文
帝の同寓どうぐうするところの僧、帝の詩を見て、ついに建文帝なることを猜知すいちし、その詩をぬすみ、思恩しおん知州ちしゅう岑瑛しんえいのところに至り、われは建文皇帝なりという。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)