怒號どがう)” の例文
新字:怒号
夜になつてもしづまるどころか益々その勢を増し怒號どがうを強めるばかりで、樹々はあちこちと身もがくかはりに、たゞもう一方に吹きつけられたきり
四大しだいのあらび、忌々ゆゝしかる羅刹らせつ怒號どがう
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)