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快走艇
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ヨット
ふりがな文庫
“
快走艇
(
ヨット
)” の例文
ところが
夫人
(
おくさん
)
、貴女はそれによって艇長が属していた
快走艇
(
ヨット
)
倶楽部
(
くらぶ
)
——王立カリンティアン倶楽部の三角旗を指摘したのでしたね。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
英吉利
(
イギリス
)
海軍の
快走艇
(
ヨット
)
だ。が、幼い歌人の幻滅にまで、帆の色は赤ではなかった。陽に
褪
(
あ
)
せて白っぽくなったカアキイいろだった。
踊る地平線:12 海のモザイク
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
快走艇
(
ヨット
)
へでも乗ってみようかと、晴々しい気持で考えていたのであったが、もちろんその日私が妻と快走艇に乗ったかどうかはもう覚えてもいない。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
海は青鮫の砂ずりのいろに拡がり、空にちかい波と波のすき間から、聖らかな船唄が流れてくる。その下を沈んでゆく、ココアいろの
快走艇
(
ヨット
)
。
水脈
(
みを
)
をひいて消えてゆく、金字塔に似た戒克。
希臘十字
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
ああそれは、
王立
(
ロイヤル
)
カリンティアン
快走艇
(
ヨット
)
倶楽部
(
くらぶ
)
員としての、面目だったのでしょうか。いいえいいえ、私はけっしてそうとは信じません。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
▼ もっと見る
「ホテルを作ったら、ここに白鳥を放して、
快走艇
(
ヨット
)
や遊覧ボートをうかべて、日本へ来る外人客をみんな呼ぶんだって、パパは楽しみにし切ってましたのよ……」
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
まあ貴方は、
艇
(
ふね
)
を三
檣
(
しょう
)
の
快走艇
(
ヨット
)
にお仕立てになって……、しかもそれには、『
鷹の城
(
ハビヒツブルク
)
』という古風な名前をおつけになったではございませんか。
潜航艇「鷹の城」
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
深い交際はなかったが、私が会長をしている
快走艇
(
ヨット
)
倶楽部の会員であるという関係から、私はここに事務所を構えているマルセ・モネスという秘密探偵を知っていた。
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
たとえ余の主宰せるバルセローナ
快走艇
(
ヨット
)
倶楽部に余の有する
快走艇
(
ヨット
)
二隻の末に至るまで
陰獣トリステサ
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
そのおり
快走艇
(
ヨット
)
に乗じて日本に廻航した、著名な生理学者ベルナルド・デ・クイロス教授に打ち明けて、帰途その孤島に、立ち寄られんことを懇願したのであったが、どうしたことか
人魚謎お岩殺し
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
快
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
走
常用漢字
小2
部首:⾛
7画
艇
常用漢字
中学
部首:⾈
13画
“快走艇”で始まる語句
快走艇着
快走艇術