“心奥”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こころ50.0%
しんおう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことに複雑した心理の、近代人の、しかも気の変りやすい、動きやすい女性の心奥こころの解剖は、とても、不可能であると思っている。
芳川鎌子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
菩薩の心奥しんおうには七転八倒の苦悩があり、言うに言われぬ思いがあり、どうにも致し方がなくて、あたかも波紋のように浮べてみたのが微笑なのかもしれない。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)