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微妙
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デリケート
ふりがな文庫
“
微妙
(
デリケート
)” の例文
と云ったところでたぶん君は、皮膚の感触みたいな
微妙
(
デリケート
)
なものに信頼は置けぬと云うだろうが、それならそれで、もう一つ適確に否定出来る材料がある。
聖アレキセイ寺院の惨劇
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
しかも議論では尽くし難き
微妙
(
デリケート
)
なる真理が十字架によって確立せられたのです。その真理とは、すなわち愛です。
イエス伝:マルコ伝による
(新字新仮名)
/
矢内原忠雄
(著)
落すにはそれ/″\自分が手に
入
(
い
)
つた方法を
択
(
えら
)
んで
差支
(
さしつかへ
)
ないが、
唯
(
たゞ
)
落すその一瞬間は鶏に
気取
(
けど
)
られぬ程の
微妙
(
デリケート
)
な
点
(
ところ
)
が無くてはならぬ。気取られたが最後肉の味はまづくなる。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
それは子が親に対する
微妙
(
デリケート
)
な謙譲である。そしてその謙譲を感ずる時、矢島さんは空虚な静安を身に覚えた。その静安が秀男に反映する。……「一緒に旅しよう」と彼等は云う。彼等は親と子である。
過渡人
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
妙
常用漢字
中学
部首:⼥
7画
“微妙”で始まる語句
微妙道君
微妙者
微妙音
微妙端厳
微妙大曼拏羅経