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御降
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おさが
ふりがな文庫
“
御降
(
おさが
)” の例文
彼は
少時
(
しばらく
)
下つてゐた
後
(
のち
)
、両手の痛みに堪へ兼たのか、とうとう大声に泣き始めた。して見れば
御降
(
おさが
)
りの記憶の中にも、幼いながら
嫉妬
(
しつと
)
なぞと云ふ
娑婆
(
しやば
)
界の苦労はあつたのである。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
あしたは明治大学がやすみになって嬉しいから、
御降
(
おさが
)
りをちょっと作りました。
漱石氏と私
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
今日
(
けふ
)
は
御降
(
おさが
)
りである。
尤
(
もつと
)
も
歳事記
(
さいじき
)
を
検
(
しら
)
べて見たら、
二日
(
ふつか
)
は御降りと云はぬかも知れぬ。が
蓬莱
(
ほうらい
)
を飾つた二階にゐれば、やはり心もちは御降りである。下では赤ん坊が泣き続けてゐる。
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御降
(
おさが
)
りや竹ふかぶかと町の空
点心
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
降
常用漢字
小6
部首:⾩
10画
“御降”で始まる語句
御降嫁
御降誕